鉱物の歴史~バビロニア・古代ギリシャ~
○バビロニア帝国
メソポタミアの中心にあるバビロンを首都として栄えた大帝国。文化的に非常に高いレベルを示し、バビロンの空中庭園などが見受けられ、 都市の壁、神殿、宮殿、門などに神の名にちなんだ名前をつけた。天体観察に長けており、星座と天体神を結びつけ、占星術を大いなる位置にまで 高めた。
文明の中での石
・数学者や占星学者により、アメシスト、エメラルド、カーネリアン、ガーネット、サファイア、ジャスパー、トパーズ、ルビーなどでバビロンの世界観を現した粘土板が作られた
・神々を表すシンボルを石に刻み、所有地を明示する境界石として使用された
○古代ギリシャ
山や洞窟、樹木や泉などの自然物への信仰心が強い文明。ギリシャ半島のアーリア人は、たくさんの神々や架空の生き物、英雄を登場させた物語を作り、ギリシャ神話として伝えられた。
文明の中での石
・アリストテレスにより鉱物書が作られた
・宝石賛美の詩の形とる、リティカ(石の本)が書かれた
・アクアマリン、めのう(アゲート)、アメシスト、アンバー(琥珀)、エメラルド、ガーネット、サファイア、ジャスパー、トパーズなどが好まれ、様々な物語に登場させた